WORKS

2010

みなかみコレクション2010

2010年度に収蔵された作品です。

「月下の象徴」

月下の象徴_菊池環

菊池 環 / KIKUCHI Tamaki

  • 2009年~2010年
  • 194×112cm、パネル、アクリル、合成漆
  • 静かな空気が漂いはじめ、夜の世界へと引き込まれていく。夜の魅力を感じながら制作に向かった。

「Cheese house」

Cheese house_瀬尾友華里

瀬尾 友華里 / SEO Yukari

  • 2009年
  • 181.8×227.3cm、カンバスに油彩
  • 日用品や食料品をミクロの視点で覗き、それを架空の風景として再認識し、描いています。

「grass cay」

grass cay_造田七瀬

造田 七瀬 / ZOUDA Nanase

  • 2009年~2010年
  • 181.8×227.3cm、カンバスに油彩
  • 我々 人間が持つ感情と、自然という絶対的なおのに対峙する異様さの疑問、一種の不可思議ともっと単純に今手の先、脳の中にあるような感覚、感情。変化する自然のうねりに我々は随所に何を感じて、心の中にひめてきたのだろうか。

「らいらいよよ」

らいらいよよ_高津戸優子

高津戸 優子 / TAKATSUDO Yuko

  • 2009年~2010年
  • 227.3×181.8cm、カンバスに油彩
  • 私は絵の中でなら平気で汚くもなれるし、神聖な気持ちにもなれる。いつでもここに戻れるという安心感がある。でも感情はもっと複雑で、平気で矛盾し、葛藤する。かと思えば、とても簡単だったりする。私はその感情の奥底から少しずつ少しずつ、形を紡ぎだしてくる。それを今生きている私が絵にする。

「Lonely eternity」

Lonely eternity_鷹取まゆ

鷹取 まゆ / TAKATORI Mayu

  • 2007年
  • 181.8×227.3cm、カンバスに油彩
  • どこかの誰かには、どこかの誰かがいますように。透明で儚い存在への叶わぬ願い。

「はさみ」

はさみ_東樋口徹

東樋口 徹 / TOHIGUCHI Toru

  • 2004年
  • 89×125cm、紙、インク
  • 人は、ノイズの様な形が定まらない状態からでも意味のある図を導きだそうとする。例えば、ただ輪郭をなぞった線を見ただけで、そこに描かれた物を認識しようとしてしまう。経験(記憶)と言う膨大な情報から、意味のある図を導きだす瞬間を楽しめればと考えている。

「せんたくばさみ」

せんたくばさみ_東樋口徹

東樋口 徹 / TOHIGUCHI Toru

  • 2004年
  • 125×89cm、紙、インク
  • 人は、ノイズの様な形が定まらない状態からでも意味のある図を導きだそうとする。例えば、ただ輪郭をなぞった線を見ただけで、そこに描かれた物を認識しようとしてしまう。経験(記憶)と言う膨大な情報から、意味のある図を導きだす瞬間を楽しめればと考えている。

「ウナサカ」

ウナサカ_鳥居ルリ子

鳥居 ルリ子 / TORII Ruriko

  • 2009年~2010年
  • 73×300cm、パネル、白亜地、岩絵具、墨
  • 民俗学者折口信夫に影響を受けて制作したもの。ウナサカ(海境)とは水平線のことで、昔はそこを越すと常世国があると思われていたそうだ。またそこから恵みをもたらす何かがやってきて、また帰っていく。人々はそれをもてなし、上手に付き合っていた。何かがやってきそうな場所、何かが居そうな場所。

「ウナサカ~雲~」

ウナサカ~雲~_鳥居ルリ子

鳥居 ルリ子 / TORII Ruriko

  • 2009年
  • 100×240cm、パネル、白亜地、油絵具
  • ウナサカ(海境)ー水平線ーシリーズ。東京都台東区でのプロジェクトで展示したもの。台東区は昔、ほとんどが海だったそうだ。かつて人々がどのような”ウナサカ”を見ていたのか、そのようなことを思いながら描いた。

「ウナサカ~晴~」

ウナサカ~晴~_鳥居ルリ子

鳥居 ルリ子 / TORII Ruriko

  • 2009年
  • 100×240cm、パネル、白亜地、油絵具
  • ウナサカ(海境)ー水平線ーシリーズ。東京都台東区でのプロジェクトで展示したもの。台東区は昔、ほとんどが海だったそうだ。かつて人々がどのような”ウナサカ”を見ていたのか、そのようなことを思いながら描いた。

「海の入り口」

海の入り口_鳥居ルリ子

鳥居 ルリ子 / TORII Ruriko

  • 2009年
  • 130×162cm、パネル、白亜地、岩絵具、油絵具
  • 通り抜けると別の世界に出そうな不思議な入口。近付き難いが、なぜか安心する。神聖な場所をイメージして描いた。

「醜くも美しい命の動機」

醜くも美しい命の動機_細井呂実

細井 呂実 / HOSOI Romi

  • 2009年~2010年
  • 194×130.3cm、カンバスに油彩
  • 人が生き続けられるのは、何かしらを求める力があるからである。生命誕生からの長い時間軸で考えると、その力は儚いものだが、一瞬一瞬のそれらの輝きは美しく、またその集合体が持つエネルギーはすごいものとなる。

「叫ぶ術を持たぬ痛みに僕は瞳を授ける」

叫ぶ術を持たぬ痛みに僕は瞳を授ける_森下進士

森下 進士 / MORISHITA Shinji

  • 2009年
  • >181.8×227.3cm、パネル、油彩、エマルション
  • 植物を擬人化する事で見えてくる生命力を感じてもらいたいです。

「夢のmy廃墟」

夢のmy廃墟_和田百合子

和田 百合子 / WADA Yuriko

  • 2009年~2010年
  • 181.8×227.3cm、アクリル絵具、コラージュ、キャンバス
  • この作品のテーマは破壊、破滅で、それを直接的に表現しないために滑稽に、ポップに描きました。最近の作品の技法として、描画とコラージュを寄木細工の象嵌の様に融合させるスタイルを取り入れています。制作意図としては魅力的な色や形を、様々な表現法で、「ある世界の成り立ち」を表現するとともに、視覚的な面白さと興味の追求をしていきたいです。