「遠すぎて笑う指先」

遠すぎて笑う指先_飯塚翔
飯塚 翔 / IIZUKA Sho
- 2010年
- 227.3×227.3cm、キャンバス、アクリル、油彩
- 心象風景
「悠然」

悠然_尾間翔子
尾間 翔子 / OMA Shoko
- 2011年
- 181.8×227.3cm、カンバスに油彩
- あるものと対峙した時に体感される距離や感覚について考えています。人が到達しがたい目には見えない力強さに、私は畏怖と憧れを抱いています。羨望の眼差しを持って、いつかたどりつきたいと願うものの真実を書き出すことを試みています。
「光へ還る」

光へ還る_小林真理子
小林 真理子 / KOBAYASHI Mariko
- 2011年
- 181.8×227.3cm、木枠に麻布、エマルジョン地
油彩、蜜蝋
- 私たちの身の回りの自然や心象の中にある、命や眩しさ、儚さを感じる物事への畏敬と興味から作品を制作しています。作品を通して、見る人の心の中に、内なる光や生命力を呼び起こすような空間と現象を作り出していきたいと考えています。
「There is no “much difference”」

There is no “much difference”_柴田みづき
柴田 みづき / SHIBATA Mizuki
- 2009年
- 95×145.6cm、27×41cm(2枚)/印画紙(厚手光沢紙)、PXインク、アクリル板(MITSUBISHIアクリライトEX)、写真用両面シート、塩ビ遮光シート、木枠(アユース材)
- 私たちの「みている」ことに、大差はない。かも知れない。
「知覚の表層」

知覚の表層_高橋涼太
高橋 涼太 / TAKAHASHI Ryota
- 2010年
- 161×211cm、木材・油絵具・テトロン布・他
- 見えるようで見えないもの。
月とは二面性の象徴です。決して裏側を見ることのできない月を、半透過性のキャンバスに描きました。
「せわしない通信基地」

せわしない通信基地_高橋涼太
高橋 涼太 / TAKAHASHI Ryota
- 2010年
- 90×120cm、木材・樹脂・LED・電気、電子部品・油絵具・他
- わずかにずれていく点滅のリズムを刻みながら、光点は見る人の深層の記憶とせわしない通信を繰り返します。
「nonamed」

nonamed_塚本菜々絵
塚本 菜々絵 / TSUKAMOTO Nanae
- 2011年
- 130×210cm、木製パネル、綿布、染料、炭酸カルシウム、スタンドオイル、リンシードオイル、チタニウムホワイト、油絵具
- 存在と不在、非現実と現実の狭間、2.5次元の世界を探しています。
「境界#1」

境界#1_中村亜生
中村 亜生 / NAKAMURA Ai
- 2011年
- 162×162cm、木製パネル、白亜地、油彩
- 「気持ち悪いけど、とてもきれい」というものに惹かれます。「気持ち悪いもの」と「美しいもの」の間に生々しいリアルを感じながら、それを画面に表現していけたらと思います。
「残像/view」

残像/view_中村泰子
中村 泰子 / NAKAMURA Yasuko
- 2010年~2011年
- サイズ可変、板に油絵具、紙に色鉛筆
- 私たちが「みた」ことは、再び繰り返されることはない。「体験・経験」として蓄積されてゆく「みた」ことは、本当に私たちが「みた」ことなのか?あったものとなかったものの境界線はどこにあるのか。その淵を、盲目の人のように手探りでなぞってゆく。過去と現在、実在と仮象を行き来するメディウムをテーマとして、絵画と写真を制作している。
「無限の彼方へ」

無限の彼方へ_福本健一郎
福本 健一郎 / FUKUMOTO Kenichiro
- 2011年
- 246.5×286.5×231.5cm(インスタレーション作品)、アクリル絵具、ライト、布、ビニールシート、障子紙、パネル
- 私自身、ゲームやインターネットをしていて、その世界が現実の世界だと思ってしまう程、没頭していると現実世界に何らかの違和感を感じる瞬間がある。このように逆転が生じた場合、仮想現実こそ私にとっては『リアル・ワールド』になるのだ。つまり現実世界も仮想現実も『個人』においては同意義なのだ。
「森森森」

森森森_吉田あゆみ
吉田 あゆみ / YOSHIDA Ayumi
- 2011年
- 181.8×227.3cm、キャンバス、アクリル、色鉛筆
- 暗闇の中で手探りで何かを探るように進んでく気持ちで絵を描き続けていきたいです。