「有頂天」

有頂天_伊東日和
伊東 日和 / ITO Hiyori
- 2019年
- 420×520cm、布、木炭、膠、炭酸カルシウム、胡粉、等
- 時々いそうな気がする小さな者たちと、大きな者。
みんな、いいことがあるといいなと思いながら描いています。
「Trace Element (n/a)」

Trace Element (n/a)_植田爽介
植田 爽介 / UETA Sosuke
- 2019年
- 30×30cm、紙にフォトポリマー、アクリルボックス
- 主に動物の皮と電子基盤をモチーフとして扱ったシリーズ作品の一つです。それら2つを組み合わせることによって出来た立体物を写真に撮り、イメージとして版画にし、紙に転写することによって情報化社会の中で一度失ったものを“再想起”させる作品として表出しています。一昔前まで毛皮と電子基盤の組み合わせは、白と黒のようにストレートで単純なものでしたが、現代においてこの組み合わせはその白と黒の狭間にあるグレーゾーンの感覚や問題を私達に再認識させます。
「現在地(Lot of volcanic and sulfuric activity on Hokkaido)」

現在地(Lot of volcanic and sulfuric activity on Hokkaido)_加納紫帆
加納 紫帆 / KANO Shiho
- 2018年
- 162×227.3cm、カンバスに油彩
- 今、自分自身が立っている場所、初めて訪れた場所、まだ行ったことのない場所、この世には存在しない場所、思えばいろいろな所に自分の現在地があるのかもしれない。
「まどろみ」

まどろみ_齊藤理紗
齊藤 理紗 / SAITO Risa
- 2019年
- 130×162cm、カンバスに油彩
- 湯上りに寝そべってまどろんでいるような、夢うつつな状態での心地よさを表現しました。
「沈黙」

沈黙_三原秋奈
三原 秋奈 / MIHARA Akina
- 2019年
- 181.1×227.2cm、パネル、アクリル、油彩
- あなたは自分が拠り所にしていた場所が壊れることを目の当たりにしたことはあるだろうか。
堅牢で巨大なその物体は空間を圧迫しながらその場に鎮座してただただそこに在る。
誰が無くなるなどと予期したのだろう。
小さな無数の音を立てながら、亀裂を増やしながら、それはその場にある。在り続ける。
しかし、いずれ、確実に、やがてそれは音を立てて崩壊する。